この度の立憲民主党の代表選において、私は泉健太衆議院議員を支持しております。
前回の衆議院議員選挙で残念ながら私たちは、政権批判の受け皿に十分にはなり得ませんでした。今必要なのは、党の抜本的な改革を行い、国民の皆さんから政権担当能力についての信頼を獲得することです。そのためには、あらゆる政策について、さらに厳しくレベルの高い議論を党内で活発に行い、切磋琢磨により与党を上回る具体的な政策立案を行う必要があります。このような国民のための突き詰めた厳しい議論を行いながら、党としての統一を維持していくためには、党の代表に優れたバランス感覚と理解力が備わっていることが絶対に必要です。
泉健太議員とは、彼が党政調会長、私が財金部会長として、1年ご一緒に仕事をさせて頂きました。そこで感じたのは、彼の政策に関する理解力の広さと深さです。政調で扱う政策は本当に多岐で幅広いのですが、どんな論点についてもポイントを外さないのです。また、下す判断（ジャッジ）が的確、というだけではなく、そこに至る過程でも、様々な立場からの意見に耳を傾け、小さな声も聞き逃しません。
また、党の抜本的再生を期するためには、若さ、それによる勢いも必要です。ただ、それはほぼ経験不足ということに直結します。しかしながら、泉議員は今回最年少の48歳という若さを誇りながら、衆議院の期数は既に8期と政治経験の豊富さも兼ね備えているのです。
以上、今の日本の政治、そして立憲民主党の再生のためには、泉健太議員が最適との考えから、今回の決断に至りました。ご関係の各位におかれましては、ご理解を賜れれば幸いです。