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Activity Report

活動報告

医療と介護の負担増にSTOPを!

先般の年金に関する寄稿(年を重ねるごとに幸福になる社会を!)で、今後の方針として、下記のように書きました。

 年金の最低保障機能を強化する。(中略)「『2千万円ためなければならない社会』でなく『大きな蓄えがなくても安心できる社会』を目指します。

『大きな蓄えがなくても安心できる社会』の実現のためには何が必要でしょうか。
年金の範囲で老後は暮らせるように、特に医療と介護と住居は、年金の額が少ない方に対して、少ない負担できちんと提供することが必要です。

この点について懸念すべき動きがあります。財務省の財政制度等審議会(財政審)が報告書(建議)を提出しています。
その内容は、75歳以上の後期高齢者の皆さんの医療費の自己負担を今の1割から2割に倍増する。また、介護の利用者負担を原則2割に引き上げるとしています。財政審の報告書は、多くが翌年以降の予算に反映されます。
しかし、今この時期、医療や介護の自己負担額を高めることが果たして適切なのでしょうか。格差が拡大し、可処分所得が減少する現在の状況で必要なのは、「大きな蓄えがなくても安心できる社会」への道筋であり、そのためには医療や介護の公的セーフティネットを受給するのに要する負担は無闇に重くすべきではありません

牧山ひろえは、医療と介護の負担軽減に取り組んで参ります。

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