国会閉会後も取組続けている入管・難民法改悪阻止の取組についてです。通常国会の審議では与党の強行採決で押し切られてしまいましたが、来年の6月までとされている法施行までに改悪阻止を形にするため、同志と活動を続けています。
それに関し重要と考えるのは、この問題をより幅広く国内外に周知させ、議論と関心を呼び起こすことです。そのために重要な機会となるのが、12月にジュネーブでUNHCR等の主導で開催される「Global 難民フォーラム」です。日本が議長となるこの国際会議において、国内外の世論を背景として政府与党に再考を迫りたいと考えております。その周知のツールとして、今回の改悪の要旨そして問題点を出来るだけ分かりやすく説明した説明動画を作成しました。是非拡散に御協力頂き、共生社会の実現に反するこの問題の周知に御協力頂けましたら幸いです。

入管や難民に関する問題は、国内だけの問題ではありません。日本の難民政策については、国際的な人権団体から再三批判を受けていますし、そもそも難民条約自体が難民の適正な保護を国際的な約束、義務として規定するものです。そういう意味で、この問題については国外からの声も非常に重要です。そこで、一昨日ご紹介しました、入管難民法改悪に関する説明動画、国際的に、この問題について現在日本で何が起きているかということをご理解頂くため、英語版及びフラン語版を作成しました。国外の方にもこの問題を正しく把握して頂きたいと願っております。是非とも拡散に御協力下さい。
（英語版）　https://www.youtube.com/watch?v=JXiJ0bjgDNs
（仏語版）　https://www.youtube.com/watch?v=hwpK_ImnvY8

♫ フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官〔UNHCR〕にも説明動画を手渡し。