Activity Report
活動報告
ワクチン接種体制の整備に向け前進。
パンデミック克服の最重要の鍵となるワクチン接種について、牧山ひろえは4月9日付で「新型コロナワクチンの接種体制及び開発体制に関する質問主意書」を提出しました。
要旨は診療報酬からワクチン接種体制の整備を支援しようとするものです。その内、最も重要な下記の二項目について、政府を動かすことが出来ました。
(主意書)
六 新型コロナワクチンの接種委託費用については全国一律の単価とされており、接種一回目、二回目とも共通の二千七十円とされている。この費用は同種の接種委託費用と比較しても低い水準であり、医療従事者の積極的な参画を促すのに不十分である。政府は接種委託費用の適切な水準について至急再検討すべきと考えるが、政府の見解を示されたい。
⇒ワクチン接種の対価、費用上乗せ最大5070円へ。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/106438
(主意書)
七 新型コロナワクチン接種に関して、自治体によっては、個別接種を積極的に勧奨しているケースも多い。個別接種の場合、自らの医療機関で来院した受診者に対して接種を行うこともあれば、訪問の上、個別に接種を行うケースも想定される。特に自宅介護のケースなどで後者の有用性は高いが、接種委託費用は一律となっており、このような手間をかけた接種行為は報酬に反映されない。特に訪問の上、個別に行う接種行為について、適正な手当加算の設定等を検討するべきと考えるが、政府の見解を示されたい。
⇒訪問診療を行いワクチン接種も行った場合、両方の費用が取れることが明確化されました。
(事務連絡「新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて(その46)」)
今後も積極的な提案により、状況の改善に努めて参ります。